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斎藤幸平が語る「アメリカの社会主義化」と日本の未来

経済思想家の斎藤幸平氏は、米国の市町村レベルで「民主的社会主義」の動きが加速していると指摘。資本主義の限界に直面する今、新たな経済社会のあり方を提示する。

映像 : テレ東BIZ — vidéo YouTube intégrée

米国で進む「社会主義」の胎動

経済思想家の斎藤幸平氏は、現在進行形で米国で起きている変化について、4年後から10年後には米国で社会主義的な政策を掲げる大統領が誕生しても不思議ではないと分析する。特にニューヨークやカリフォルニアなど、市町村レベルでは既に家賃制限や公的サービスの拡充を目指す「民主的社会主義」の活動が活発化しているという。

「ハイエクの呪縛」からの脱却

斎藤氏は、現代のリベラルや左派が、自由市場こそが自由を守るというフリードリヒ・ハイエクの思想(ハイエクの呪縛)に囚われていると警鐘を鳴らす。この市場至上主義が行き過ぎた結果、格差の拡大や地球環境の破壊を招いており、今こそ計画経済と民主主義を両立させる「第3の道」を模索すべきだと提言する。同氏は、一部の官僚が決定するソ連型ではなく、市民が参加して生産や消費を意思決定する「民主的な計画経済」の重要性を強調した。

絶望の先にある希望

気候変動やグローバル資本主義の危機に対し、斎藤氏は「一度深く絶望することが重要だ」と語る。既存の枠組みでの解決が難しいという現実を直視し、マルクスを再考することなどを通じて本質的な問いに向き合うことで、初めて現状を打破する新たな社会のビジョンが見えてくると説く。最後に同氏は、危機的な時代だからこそ、若者たちが組織化し、公正な未来を共に模索する政治的運動が必要だと訴えた。

原題 — TITRE ORIGINAL

アメリカは今後社会主義に!?斎藤幸平が現代の日本社会・マルクスの言葉を研究する意味とは【池上彰がいま話を聞きたい30人】

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